ぐずつく天気が長引いています。
一たび外にでれば、初夏に向かって着々と準備を進める草花に出会え、心癒され励まされもします。そして、今を盛りと咲きはじめたパイロットの薔薇は、またこの季節が訪れたことを知らせてくれているようです。
セーラという名前は小公女セーラにあやかりたくてつけたものです(私の好きな児童書の主人公。携帯の着メロは、このアニメのオープニング主題歌、さびのメロディーを使用)
お気に入りの主人公、お気に入りの物語は沢山ありますが、
その中でも、この人、このお話が何故そう思わせるのかを考えてみました。
セーラは、自分が裕福なときも、どん底のときも変わらない強さを持っています。
原作を読むと、セーラは色々なことを、空想して楽しいお話として話すのが得意な少女として描かれています。
超一流お嬢様として育ったおいたちは、善の部分だけに作用していて、その後に逆境が訪れても、決して悪い方に染まることがありません。
プラス思考がいつも彼女を包んでいて、そのためにどこにいても、彼女のいる場所が希望のある場所となっています。
彼女を支えるプラス思考、これがどこから来るものなのか?私には、セーラが自分より弱い立場の人をいたわる優しい心を多く持っていることに大きなヒントがあるように思います。
主題歌の作詞者、なかにし礼さんもその辺をよく知ってか、2番のさびでは、「私だって幸せほしいけど、ほかにもっと大事なことがある。それが、愛かやさしい心かは生きてみればわかると思う」と
詠っています。
また、最近読んだ雑誌からも、カギとなる言葉を見つけました。
「わたしたちは、自分が死から命へと移ったことを知っています。兄弟を愛しているからです。愛することのない者は、死にとどまったままです。」(ヨハネの手紙Ⅰ、3章14)
他者への愛、これは自分の命のためにとても重要なことであることを覚えていたいと思います。
P.S.アニメ「小公女セーラ」のファンが、他に沢山いらっしゃることは、ホームページセーラ博物館を見つけたときに思いました(私は一回も書き込んだことはありませんが)