月別アーカイブ: 2006年6月

梅ジャム

今日は、蒸し暑くなるという予報どおり暑い1日でした。
朝のうちは曇っていたので、思わず半袖で出かけてしまいましたが、まもなく日が照りだしてきて、これはしまったと思いました。
集まりで幸い、先日のセールの残り品の中から、頃合いのものを見つけて、帰りはそれを羽織って帰りました。
 
それともう1つ、今日は、梅ジャムにする梅を、持ってきて下さった方がいて、分けていただき、早速作ってみました。教えていただいたとおりにやってみましたところ、とても美味しいのができました。
 
今、お店に梅が出回っていますが、忙しいし今年は梅の手作りはパスと思っていましたが、こうして作ってみると、梅の香に包まれて満足感が漂う感じがします。
 
*作り方*
  ① 梅を洗って、鍋(ホーローなど)に水を入れ、1回煮こぼす。
  ② 水に浸し、30分置いて、水を捨てることを3回行う。
  ③ ふやけた梅を手でつぶして、種を取り除く。
  ④ 材料の重さの6割の分量の砂糖を加え煮詰める。
  ⑤ 裏ごしをして、出来上がり。
 

「ゲド戦記」ー読書状況

今日は、とうとう完全に晴れています。外は気温がどんどん上昇しているのではないでしょうか。
近くの川の土手の、綺麗に咲きそろったアジサイは、暑がっているのではと思います。カメラに収めに行きたいところだけれど、紫外線をさけて、外出は夕方からにします。
 
「ゲド戦記」は、2巻まで読み進んでいます。
1巻は、ゲドが少年の頃、2巻は青年の頃。映画は、3巻から4巻のところだそうで、壮年から初老にかけてということです。
以前は、岩波の硬い子どもの本の売り場に、あったりなかったりしていたこの本も、映画化のおかげで、ソフト本が出て、1~5巻と別冊すべてが書店に山積みされるようになったのは嬉しいことです。
 
文章がとても巧みで、お話の世界に退屈せず引き込まれて行きます。
このお話のアースシーの世界は、沢山の島があり、魔法や、魔法使いが出てくる世界です。そして、その魔法は、この世界独特の意味や決まりを持っています。
 
この世界では、あらゆるものに真の名前があり、その名前を知ルことが、ある意味魔法の中身で、その言葉を能力のあるものが唱えることで、魔法をおこしているようです。
そして、なんでも願いを適えることができるのではなく、目くらましの術のように見かけだけを変えて気休めをする魔法や、
色んな術を同時に使うと、とても疲労するなど、魔法も1つの技能のような取り扱いで、魔法に頼るのでなく自ら実際にやってみることのほうがよい雰囲気があったりします。
 
というように、このお話はただの話ではなく、人の心や今の社会を暗示した、もう1つの世界のお話であるとも言えるところが、魅力に思えます。
 
戦記というものの、戦闘場面はそれほどリアルでなく、作者が、女性であるとわかってにさらに親しみを感じています。

梅雨の晴れ間

今週は、梅雨の晴れ間が数日続きました。
 
午後から雨が降るといわれていた月曜日は、1日中、日差しがあり、ちょうど家にいる予定の日だったこともあり、沢山の家の用事ができました。
 毎日、外に出かける用事に追われている間に、時間は移り季節は移りで、もう何とかして!という箇所が、いくつも出て来ていたのです。
 
クリーニング洗剤で洗う洗濯物、お風呂場の上方の壁と天井にカビの繁殖する兆し発見、ブーツの片付け、玄関の片付けと掃除、灯油の片付け、夏服との入れ替え、ねじの緩みを直すこと、ティッシュの箱の入れ替え等等、ちょとしたことまで、た~くさんの家の用事が溜まっていました。最後に全室掃除機をかけ終了すると、どこがどう変わったわけではないのに、すっきりした我が家になった気がしました。
もっとも、そう感じたのは、自分のみのようでしたが。
 
その後は、外出の日が続きましたが、雨が降ることも無く助かりました。
 
21日は、かねてから予定していた映画を観て、映画館を出ると6時半過ぎにもかかわらず、まだ昼のような明るさで、この日が夏至であることを実感しました
観た映画は、早、世間の話題の方は下火になった「ダ・ヴィンチ・コード」です。本も読んだ上に、映画の感想も原作との違いなどあらかじめ聞いて、総仕上げ状態で観たわけですが、意外と細かいところや役者の演技などじっくり見られて、楽しめました。いろいろ、不人気の感想も聞かれていましたが、原作を良く描けていたのではないかと満足しています。
最も最後のところで、「この話は、フィクションであり中に出てくる団体その他は架空のものです」の文字が出、これは原作と違うところで、これなら何も問題ないと思いました。
 しばらく立ち話をしているうちに、辺りは蒼くなっていき夏至の日は暮れていきました。
 
明日はウイークディの最後、また出かけますが、天気もってくれるかな?何とか傘無しで行きたい。

梅雨の風景

梅雨入りして1週間になりますが、今年はほんとに梅雨らしい梅雨だと思います。
1日曇って時々霧雨が降っていたり、朝から本降りだったり、薄日がさす梅雨の晴れ間の日も午後からにわかに曇ってきてどしゃ降りになったして、前線がいつも近くにある感じがします。
 
こうなると、自転車のお出かけもなかなか厳しいものがありますが、何度か雨の中自転車を走らせました。
雨が降る以外は、この季節は自然が美しいので、出かける用事がなければ、出会うこともなかった花や鳥や風景に会うことができ、心がなごみます。
まあ、ぎりぎりの時間で移動するので、ゆっくり眺めたり写真に撮る時間が無いのをいつも残念に思うのですが・・・。
 
先週の、アイカメラに残っているものは、頭が大きいかものような鳥が飛ぶところ、川沿いのアジサイが色とりどりで綺麗なこと、枇杷の実のなっているところ、豪雨のあとの水位の上がった川の濁流、などです。
 
家の裏庭は、ドクダミがいっそう咲き茂り、樹木の葉がさらに覆い茂ってきました。
おもいきって、植えた、松葉牡丹に似た花や、ペチュニアが綺麗な色とりどりの花を咲かせてくれて彩をそえていますが、そんな中、一昨日くらいからようやくくちなしの白い花が咲きました。
 

スーパーカリフラ・・・

昨日の演奏会で、とても懐かしい言葉に出会いました。
「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」
 
曲目の1つとして、パンフレットに出ていたわけですが、思わず心の中で微笑みました。
 
メリー・ポピンズのお話の中に出てくる、あの言葉。
どうにもこうにもならないときは、言ってみよう!そうすれば、何だか元気が沸いてくる言葉。
本当に、何だかわからないけれど、乗せられて楽しくなるから不思議です。
 
この映画のビデオを見る機会が数年くらい前にあり、こちらもとても楽しく、音楽付きなので、映像と合わさって、エッセンスのある笑い、魔法、ユーモアに満ちていたことを思い出しました。
 
現実逃避? でも、どうしてもいい言葉が思い当たらないときは、5年に1回くらい、使ってみると効果があるかもしれません。
 
「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」最長の単語としてギネスに載っているということです。
 

雨の日曜日

今日は1日中シトシトと雨が降って、梅雨入りしたのを実感します。
 
午後から、娘の所属する吹奏楽団のコンサートに出かけました。
前回と同じ鎌倉芸術館で行われるので、今回はしっかり、遅れないように家を出ました。
家族といえども、「招待してくれてありがとう」と、「練習ごくろうさん」の意味を込めて、プレゼントを物色し、ゴディバのチョコを購入。受付で渡すときに、「母より」と書いてサッと人の波に紛れて席に向かいました。
 
会場内は、やや空席はあるものの8割満席状態。
前半は、クラシック。後半はこの楽団ならではのバラエティー、お楽しみステージです。
演奏会にしては珍しく、パートごとに仮装して、指揮者の人が長いトークをして観客をなごませてくれました。
 
工事が終わって、新しくなった大船駅。白く明るいイメージで好感が持てます。この頃の傾向でしょうか、改札を入った中に、本屋、パンやなどが並んでいて、結構人が入り、行列ができていました。
 
行き帰りの乗り物内では、今読み始めた「ゲド戦記」を読み、音楽と読書で充実した時間が過ごせ満足です。ことに「ゲド戦記」は不思議に引き込まれる話で、また楽しみが一つ増えました。
 

パソコンでの点訳、その後

この頃、いつでも忙しいと感じています。
土、日で何とか元気を取り戻しますが、週末に近づくに連れて、昼間から眠く、使い物にならない状態になっています。
来週はそんなことにならないようにしなくてはと思っていますが・・・。
 
今週は後半になるほど雲が広がって、とうとう金曜ごろには梅雨入りしました。
自転車で通る道の田んぼでは水が引かれ、田植えがはじまり2,3日のうちには出来上がっていました。そのうち青田が広がり、そして金色になり、遂には刈り入れられる変化で、いつも季節の移り変わりを気付かされています。
 
パソコンでの点訳は、自分のペースで期限もないので、忙しくなると後回しになりがちですが、やらないとそれっきりになってしまうのも中途半端なことなので、短時間でも1週間に1回はその時間をとるようにしています。
 
今、とりかかっている「銀のなえし」という時代物のお話は、ようやく1話を終えて、第2話に進んでいます。タイトルのなえしというのは、十手のようなものだけれど、鉤もつばもなく、町人が護身用に持つものであることが、ようやくわかってきました。
 
わかりやすい話だけれど古い時代の言葉や物が登場してくるので戸惑いますが、自らでは読まない本だったと思うので、そういう意味で新鮮な刺激を受けています。
登場人物のキャラクターもわかってきて、ちょっと面白くなってきました。
 
点訳に関しては、時間をかけていないからと自分に言い訳しつつも、ミスが多いのに反省しきりです。
一字一句、緻密さが要求されるものだといつも思わされ、自分がどうも8割がたできればー の人間なのか、それとも年か、ただ怠惰で努力が足りないだけなのかと思い巡らすありさまでいます。

私の休日

今日は、出かける用事をキャンセルして、1日家で過ごすことにしました。
しかも、6時30分には、みんな出かけたので長い1日を過ごせるはずでしたが、何だかもう夕方。
家で過ごす時は、時間の進み方が違うようです。
 
朝の日差しに刺激され、台所の袋物の整理、大物洗濯と布団干し、鉢植えの花の植え替え、これらは予定外だったのですが、行ったところ昼になってしまいました。
 
昼頃急に空模様があやしくなり、干したものはすべて取り入れ、そのあと猛烈な雷雨があり、夜のように暗くなりました。
お昼を食べると、何だか」頭が働かない、最近平均睡眠時間5時間くらいが続いていたので、この辺でお昼寝をすることに。
 
3時半にセットして、4時に起きる。
雨はあがってまた明るい日差し。
 
眠気覚ましのコーヒーとパソコン・・・まあ今日は、すっきりした頭で、これからが期待できるかもと思っています。
 
 

同窓会

忙しく暮らしているあいだに、はや6月が来て、初夏の季節を迎えました。
6月は、以前はあまり印象に残らない月でしたが、日が長く、暑くも寒くも無くて、木々も疲れを見せていないこの季節が、この頃は意外と素敵な気がします。
 
出る事の多かった今週の最終の夜に、高校の時の同窓の集まりがあり、出かけてきました。
 
地元での同窓会には、なかなか出る機会に恵まれなかったのですが、こちら関東でも同学年が100人くらい在住しており、3年くらいまえから同窓会が行われるようになりました。
 
何十年かぶりに初めて会ったときは、やはりその年相応の顔を見て年月を感じてしまいますが、いろいろ昔の共通の思い出を手繰り寄せているうちに、完全にタイムスリップして、昔の空間が再現されるから不思議です。
 
そして当時に戻ったところから、また新たに記憶をつなげて現在を語り、同窓である親しみの中、しばし時を忘れて浸り合い、いろんな同窓の人の活躍ぶりやニュースを聞いたりして、日常に無い思いを持て余してしまうのですが・・・。
 
今回は、一時帰国をしているMさんを囲んでという名目で集まり、7時半から豆腐会席であっという間の3時間を過ごしました。終わる頃登場する人もあり、2次会へと移るようでしたが、帰路2時間を要する私は、シンデレラのように家路を急ぎました。
 
しかし、不夜城の表参道は、まだまだ明るく、運良く乗れた通勤快速は、うわさに聞くラッシュで、人気の少ない夜道を自転車を走らせ、家にたどり着いたときは、惜しくも12時を少しまわっていました。