日別アーカイブ: 2007年12月9日

追憶紀行

今回の旅の目的は、父のお墓参りでした。
早いもので、かれこれもうすぐ5年になります。
関東に住む私としては、気になりつつも、お墓参りは、夏のお盆の頃と2月の命日の頃と、2回に決めていましたが、
今回は、遠くに住む兄がお墓参りに来るということで、旧家族が集まれる良い機会なので、
万障繰り合わせて出かけることにしました。
 
母は、もうすぐ79歳という年齢を感じさせない精神力の持ち主で、生活環境にも恵まれて
”遠くの親戚よりも近くの他人”共同体で、意欲的に暮らしていることが、何よりもありがたいことです。
 
もうすでにそれぞれの日常生活は違うステージであっても、元をたどれば同じ源流に行き着く支流。
 
今回は、お墓参りの後、早い時間に天王寺に戻れたので、天王寺駅から南の松崎町一帯を散策しました。
この場所は、旧私達家族が、18年間住んでいた場所。私にとっては15年間義務教育を終えるまでいたところです。
ここの移り変わりを、私は5年おきくらいに歩いては追憶に浸ってきましたが、兄にとっては、相当な年数を経ていたようです。
 
ふりかえってみれば仮住まいの場所ではあったものの、子供時代を過ごしたこの場所は、懐かしい原風景をたどる宝庫なのです。しかし、道は昔のままながら、建物は8割が様変わりし、変わらず残っている木造家屋は、過ぎ去った年数の長さを物語っていました。
 
「まるで浦島太郎やな」ー ♪ もといた家も村も無く、道に行きかう人々は顔も知らない者ばかり♪
 
今思うと狭い一帯にある、母校の、幼稚園から高校までを一巡りし、追憶の旅を終えました。