寒い日々にもどうにか慣れて、今日は冬至。
カウントダウンが近づいて、いっそう時間のたつのが速く感じられます。
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先日大阪に行った折のことです。母と阪神百貨店に行くことになり、
地下鉄無料パスのある母には、私に合わせてもらって環状線で行き、大阪駅で降りました。
久しぶりの大阪駅は、再開発されて、あちこち変わって綺麗になっていました。
ふとみると、以前はなかった、ヨドバシカメラの大きなビルが目に入り、
母にそのことを話したことがきっかけで、この日の行き先は変わりました。
ちょうど、お昼時であったこともあり、ヨドバシカメラの左向こうにみえている、空中庭園のあるタワービルに行くことになりました。
空中庭園には、10年ほどまえに行ったことがありますが、
その辺りに滝見小路という地下街があるというので、そこでお昼を食べることになりました。
このビルに行くまで、再開発現場が広がっていて、工事現場、地下道を経て10分以上歩いてやっとたどり着きました。
たまたま、広場ではドイツの店が並んでいて、ドイツの店員さんが「手作り!」と笑顔をむけてくれ、
広場中央には大きなツリーがあってクリスマスの雰囲気がでていました。
その広場の横から下へ降りて行くと、
木がうっそうと茂った庭園と小さな池と小川があり、街中なのに見事だと思いました。
滝見小路は半地下に作られていて、この庭園を眺めながらお食事ができるようになっていました。
実際にあった場所の大正、昭和時代を復元したもので、たばこ屋、郵便局、交番、などがあり、レトロな雰囲気でした。
お昼は、結局おうどんのお店に入り、窓ごしに樹木を眺めながらいただきました。
平日のお昼でしたので、会社勤風の人もいて、レストラン街は賑わっていましたが、
この場所一帯は、やや閑散としている感じはありました。
今回は、空中庭園の方へは行きませんでしたが、横のスペースには菜園や、稲を植えていた場所などあり、
街中にあって、自然のやすらぎを恋い慕う、設計者のコンセプトを感じました。