台風一過どころか、猛烈な暑さに見舞われた、土曜日でした。
昨日、一昨日の大量の雨のおかげで、地面はたっぷり水分を含んで、
裏庭の木々はホッとした嵐の後の 表情を見せています。
イチジクの鉢植えは、台風が来る前に、裏庭に来ることになりました。
台風が去った翌日、裏庭を見ると、イチジクの鉢植えだけが倒れていました。そして1日外出して戻ってみると、
また倒れていました。どうやら、もうこの鉢では小さいくらい、頭でっかちのようです。
それで、今日は、予てからの計画を実行に移すべく、イチジクくんを直植えにすることにしました。
といっても、もう木を植えるスペースは満員なので、ここ2.3年花の咲かない、家では古木の
アジサイを撤去することに決めていました。
日が西に傾いた、5時過ぎから、開始。
上の枝を払って、引き抜こうとしましたがなかなかびくともしません。それでも、地面がゆるんでいるおかげで
だんだんぐらぐらしだして、ついには引き抜くことができました。
上は枯れた感じでも、根はしっかりと、20年近い年数を感じさせるものでした。
いくつかの言葉を感じて、私もいくつかの言葉を返して、それでも私は、今日は行動するこの庭の管理者。
感傷には浸っていられない。考えて、計画して、行動するのが人間だもの。
イチジクは、狭い鉢から、難産の子を取り出すように、時間をかけて取り出し、
用意されたスペシャルスペースに移されました。
大事に植えた苗は、育たない確率の高い、家の庭。たくましく育ってくれるでしょうか?
ここの管理者は、あまり手を差し伸べないかもしれません。
自立してとか言って。 