いよいよ、夏休みです。
私の所属する団体も、夏休みバージョン。
昨日から、毎年恒例の夏休み洋裁教室に出かけています。
3日間集中して、夏服を縫うのがそもそもの始まりでしたが、この頃は
洋裁に限らず、リフォーム、手芸なども行われます。
今年は、花ふきんを教わりました。
初めは、花ふきんはやらず、縫いかけのものを完成させようと思っていましたが、
あまり、きれいなのでつい始めてしまい、結局1日半を費やして、完成させました。
さらしを二重にした布に、刺し子の糸を配色よく刺していきます。
その糸の交差してできる模様と色の組み合わせが、楽しい手芸で、途中でやめることができませんでした。
また、この糸の交差を眺めていると、
私の祖母が、晩年手まりを作るようになり、私の母と私に教えてくれて、
リリアンの糸を幾重にも重ねて、見事な手まりが出来上がったことを思い出しました。
結婚に際しても、幾つか持ってきて、
祖母が私にお祝いとしてくれた手まりと一緒に、長く飾ってあったのですが、
今は、引っ越し時にダンボールに入れたまま、押し入れか天袋です。
花ふきんの糸の交差を眺めながら、浮かんできた思い出の短歌。
「七重、八重、あやなす糸のはなやぎて、
作る手まりのまろやかにして」
(祖母からのお祝いの歌より)