月別アーカイブ: 2008年7月

花ふきん

いよいよ、夏休みです。
私の所属する団体も、夏休みバージョン。
 
昨日から、毎年恒例の夏休み洋裁教室に出かけています。
3日間集中して、夏服を縫うのがそもそもの始まりでしたが、この頃は
洋裁に限らず、リフォーム、手芸なども行われます。
 
今年は、花ふきんを教わりました。
初めは、花ふきんはやらず、縫いかけのものを完成させようと思っていましたが、
あまり、きれいなのでつい始めてしまい、結局1日半を費やして、完成させました。
 
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さらしを二重にした布に、刺し子の糸を配色よく刺していきます。
その糸の交差してできる模様と色の組み合わせが、楽しい手芸で、途中でやめることができませんでした。
 
また、この糸の交差を眺めていると、
私の祖母が、晩年手まりを作るようになり、私の母と私に教えてくれて、
リリアンの糸を幾重にも重ねて、見事な手まりが出来上がったことを思い出しました。
 
結婚に際しても、幾つか持ってきて、
祖母が私にお祝いとしてくれた手まりと一緒に、長く飾ってあったのですが、
今は、引っ越し時にダンボールに入れたまま、押し入れか天袋です。
 
花ふきんの糸の交差を眺めながら、浮かんできた思い出の短歌。
  「七重、八重、あやなす糸のはなやぎて、
             作る手まりのまろやかにして」
                        (祖母からのお祝いの歌より)
 

柏崎ー恋人岬へ

花火を見たあと一泊し、翌日、長岡発14時29分発のとき号が3人分とれたので、これで帰る予定にしていました。
 
遅い朝食などを終え、10時半、今から高速を使えば、
柏崎の恋人岬を見て来れるという話になり、出発しました。
 
前日は、山道を行きましたが、今回は北陸自動車道に乗って向かいます。
高速道路はすいていて、30分もすると柏崎に。しかし、恋人岬へは、次の米山インターで
降りるとのこと。日本海が一望できるようになり、米山インターを降りると、右へ行けば
恋人岬直行ですが、ここで左の米山海岸を少しだけ見ようと左へ。
 
ところが、これは失敗。かなり行ってもう戻ろうとした頃に、
看板が出てくるも、そのさきも不安な道筋なので、たまたま見つけた松尾芭蕉の碑と切り立った崖を
写真に撮って引き返しました。
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11時40分頃になり、あまり時間がありません。
もう寄り道しないで、恋人岬へ行こうねと、
ふもとの土産店前に車を止め、アップダウンの道を歩いて、IMG_4044
恋人岬に到着しました。その後、上まで車で行けると分かりましたが、後の祭りです。
 
 
 
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この岬は、夫とは2回来たことがあり、今回は3回目。
娘たちは、初めてでしたが、「恋人岬はグアムにもあったよ。よく似てる」と言ったりしていたら、
グアムの恋人岬と姉妹提携しているという碑があり、2か所のつながりに感激のようす。
 
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湾の向こうの断崖絶壁は震災の時に崩れた崖の跡、修復がようやく終わって、
崖の上に住む人たちも戻り始めたということです。
 
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岬の下には、小さな岩の島が2つあり、周りにはヨットが浮かんでいました。
長閑な海辺の風景は、夫の故郷、高岡伏木の浜にも似て、郷愁をさそう時間でした。
      
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こぎれいな岬の休憩レストランで、ジェラードをいただき、あとは帰りを急ぎました。
ちょとハラハラしましたが、何とか、予定の新幹線にも間に合いました。
 
終わりよければ、すべて良しということで、
短い時間でしたが、良いスポットを心に留めることができ、足を延ばして良かったと思います。
 
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柏崎ー海の大花火大会

7月26日は、毎年柏崎では、海の大花火大会が行われます。
今年は、26日が土曜日であることもあり、家族みんなで見に行くことを計画しました。
 
越後3大花火に数えられる、柏崎の海の花火大会は、
昨年は、7月16日に起きた中越沖地震で中止を余儀なくされ、
今年は、2年ぶりに、皆の復興の願いが込められた花火大会でした。
 
午後、長岡で夫と合流、車で柏崎へと向かいました。
朝には、雨が降ったそうですが、午後は日差しが出て夕方が待ち遠しい暑さの中、
どんどん、バスや車が集まり、海岸に向かって人の群れが続きました。
 
私たちもその群れに交じって行き、会場広場の芝生に場所を確保し、海が舞台の花火を鑑賞しました。
 
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長岡の川の花火片貝の山の花火も、それぞれ度肝を抜かれるスケールでしたが、
柏崎海の花火は、それらと肩を並べつつも、海の個性が出たワイドな花火ショーが見られました。
 
ことに、今回印象的だったのは、1つ1つの花火を紹介するアナウンスの方の話し方です。
それぞれに用意された原稿を感動的に読み上げるほか、
今回、煙できれいな花火がクリアーに見られないものがいくつかあった際に、かえってほかよりも拍手があると、
「温かい拍手をありがとうございました」との応答、また、
最後の方の尺玉300連発の見事な感情のこもった紹介ぶりに、打ち上がる前から、興奮を誘っていました。
そして、「地震で、心配をおかけしましたが、柏崎は元気です」の声がひと際、響いて耳に残りました。
 
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柏崎海の花火ー水平に花火が海に向かって発射したり、左右、真ん中といくつもの発射台から
色とりどりに繰り広げられる、感動の2時間でした。
 
  一泊し、今日戻る前に、もう1度、高速利用で昼の柏崎ー恋人岬へ。それは、この次に。
 

二日間のお出かけ

梅雨が明けて、安定した日差しの毎日が続きます。
昨日と一昨日は、それぞれ予定があり、電車に乗って出かけました。
 

恵比寿でお茶
 
一昨日は、またホリデーパスを使ってのお出かけです。
スタートが早かったこともあり、用事を終えたあと、この頃ワンパターンの寄り道に。
 
今回は、ちょっと変わった紅茶の入れ方をするお店が、恵比寿にあるということで、
品川から恵比寿に向かいました。
 
恵比寿はガーデンプレイス方面もすてきですが、今回は反対側。
駅ビルのエスカレータを3階から一気に下り、
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えびす像を横目に見て、
  恵比寿駅前商店街の方へ歩いて行きますとそのお店がありました。
 
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 迷った挙句、シナモンチャイとかいうのを注文しました。
 
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  他に、ラテや、エスプレッソと名のつくメニューが並び、ミルクティーが主流のお店だと後で気づきました。
 多分、茶葉を濃く抽出するからミルクティーに向いているのでしょう。しかし、私はストレートでさっぱり飲むのが好きな方なので、ちょっと、期待はずれでした。  
 

建物探訪
 
昨日のお出かけは、同窓の友人たちとの定例おしゃべり会。
今回は、建て替え新築して1年というお宅にお邪魔しました。
邸内を全部見せてくださり、以前テレビでやっていた建物探訪のような、気分でした。
 
北玄関だから、採光に工夫を凝らしたというそのお宅は、坪庭や吹き抜け、大きな窓などがあり、全室明るく
すっきりとしたお住まいでした。
 
カウンターキッチンのあるLDで、手料理をいただく時間は静かな貸切レストランのよう。
時間のたつのも忘れ話し込み、最後は学生時代の回想に大いに盛り上がりました。月日の経つのは早いということで・・・。
 
あたりは、「耳をすませば」の舞台にもなった、緑多い丘陵地。

このすてきなお宅は、意欲的な設計士さんによるもので、コンクール2位をとった建物だそうです。なるほどと納得しました。

さらに、ここに住む彼女の要所を押さえた住まい方が、居心地の良さを醸し出しているにちがいないと感じ、見習いたい気分に。
 

 
暑い日のお出かけは、それぞれに良い時間でしたが、
今日は、どこにも出かけず、静かな時間を過ごそうと思います。
 
 
 
 

100均グッズで土用干

梅干しを仕込んで、かれこれ20日が経ちました。
 
夏の暑さは増しては来るものの、はっきりしないお天気が続いていましたが、
天気予報では、梅雨明けといわないものの、向こう3日間くらいは、晴天が続くと言っていました。
朝からも、しっかり太陽が出てきましたので、
    梅干しの天日干しを決行することにしました。
 
ざると虫よけのネットが必要と思ったので、先日100均に行った時に見つくろいました。
ざるは、竹製の籠を代用。虫よけネットも、飯台掛けのネットがありました。
専門店に行く前に、やはり探して見るものと、改めて100均の品揃えの良さに感激しています。
 
梅干しは、4,5日経ったところで、白梅酢をとり、重石を半分にしてからは、ずっとそのままでしたが、
カビも生えず、順調でした。大概は途中でシソを加えるようですが、その手間を惜しんでしまって、
シソなし梅です。勝手にシソは好みで加えるものと思い込んでいますが、今頃になって、
シソって、梅干しには欠かせないものだったのかしら?と思い始めています
 
三日三晩をうまく乗り越えて、シソがなくてもいい梅干しになりますように。
 
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花束の到来

梅雨明け間近と思いますが、はっきりしないお天気が続きます。
今の季節は、真夏の日が差していても、俄かに暗くなってきて雨がに変わったりするので、
注意が必要です。一昨日は、自転車移動15分の間に、にわか雨に遭ってしまいましたがっかり
 
物の整理は、順調に進んでいます。昨日は、夕方近くまで、別のことをしていましたが、
大急ぎで3番目のゾーンの整理にとりかかり、片づけることができましたスマイル
 
先日ご近所から、花束のお裾分けをいただき、、玄関を賑わしてくれています。
取り扱ったことのない大きさの花束でしたが、いつもは出番のなかった大花瓶に生けると、
ピッタリのサイズでした。
 
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  数日楽しませてもらって、縮小してもまだきれい!
 
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古い手紙

今週は、少し時間があるので、かねてより計画していた
物の整理に取り掛かりました。
 
一度にはできないので、10の整理ゾーンに分け、
今日は、その①ゾーンの整理をしました。
 
①ゾーンは、洋服ダンスの下のところですが、
こんなところに、よくまあこれだけも入っていたものだと思うくらいのものがあり、
量にして半分くらいを不燃ごみにとりわけ、他の物も置き場所を移動したりして、
ようやくすっきり、謎のものはなくなりました。
 
この中には、結婚式の時のメッセージ帳や古い手紙などがあり、
しばし、手を止めて懐古の情に浸りました。
 
古い手紙は、1981年~1982年辺りのもので、私の祖母からのものと、
私の母からのものと、私の伯母からのものの3通。
 
  伯母からのは、結婚にまつわる話、写真など。
   
    母からのは、近況で便せん4枚も。
  母の実家の家が新築工事のために祖母の荷物整理をする手伝いに出かけた際の、病気療養の祖母との会話、
  祖母のアルバムには「〇〇子の青春」と書いてある私の写った写真があったことなど、
  そして、父と金剛山に登山した日常などが書かれていました。
 
  祖母からのは、私が送った手紙の返事らしく、私の娘(0歳)の写真を何度も見ていること、
  病気をまぎらすためにも、手まりを作っていることなど。
 
 時は移り、今私は当時の母くらいの年齢で、母は祖母の年齢になり、伯母はさらに高齢を更新中です。
 古い手紙は、まるでタイムトンネルのように、過去を甦らせてくれました。
 もう故人となった人たちも、そこでは普通に語りかけ、活動して。
 

  タンスから出てきた、2005年のあの子たち
 
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      モリゾウ 枕                 キッコロ ストラップ
 
 

ヘブンリーブルー

5月の連休にもらった、ヘブンリーブルーの種、順調に成長して
蔓を伸ばしています。
 
葉っぱ、茎共に弱々しいので、大丈夫かなと思っていましたが、
どうやら、こういう品種らしく、
 
こんな調子でどんどん成長を続け、
9月くらいから、青い花を次々つけて、昼過ぎまで咲いているので、
道行く人が驚くぐらいになるということです。
 
昨日、いきなりその花が咲きました。
まだまだ先のことと思っていただけにうれしく、何度も眺めては、うっとりしました。
 
小さな蕾がいくつか周囲にありましたが、今日は咲いていません。
1つでも、こんなにきれいなのだから、いっぱい咲いたらさぞや・・・と、
今からその日を楽しみにしています。
 
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東京での集まり

昨日は、所属団体の集まりで東京へ出かけました。
振り返ってみると、今年度になってからは、毎月1回こんな風に出かけています。
昨年度は、ある程度覚悟の上でしたが、今年もかと、改めて覚悟のし直しです。
 
 
          IMG_3848 会場の窓から
       
今回の会場は、昨年1回行ったことのある「国立オリンピック記念青少年総合センター」の3F
小田急参宮橋駅近くにあります。
緑あふれる陸橋?を渡った向こう側にある、広い場所にいくつか棟。建物も、色彩も
どこか個性的な感じのする場所です。
 
今回の集まりの内容は、「家計」のこと。
家計簿記帳を生活の土台に置くことを旨としている団体なので、プログラムはびっしり家計簿記帳からの話。
 
会員が提出した前年度の家計簿の集計結果や、記帳調べのアンケートから見えてくることが話されます。
 若い会員(といっても30代、40代)に、つけられない人が多い。
 20代、30代の中にマイナス預貯金の人が見られる   など。
 
教育費調べで、興味深かったのは、小学生は塾と、お稽古の両方やっている人が多く、
小学4年は最も忙しく暮らしているという結果。
 
 ー小学校時代は、まず生活の中から、学ぶことがたくさんあるという話が聞かれました。
  砂糖を100g、150gにするにはあと何g足せばいいか?や、
  りんごを4分の1に割って、食べる、等々
 
子どもは、どのように育てるのがいいか、子育ての終わった人は体験談などを提供して、
考え合う時間を持ちましょうと、若い世代への応援メッセージの他、
全般には、
  丁寧な仕様書を作って、予算が守れるように!最終的に、
  完全記帳ができるようにと、完全記帳のための月末処理練習プリントが配られました。
 
そんな訳で頭の中は、この集りのことでしばらく占領されました。
 
出席にあたって、ICレコーダーを持参し、デジカメで撮影すること50枚、何だかやりすぎの気分。
ICレコーダーは多分ほとんど聞き直しはしないと思います。
 
ホッとすることは、お昼のカフェテリア形式の昼食。窓際の席に、いち早く座っていただきました。
 
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そして、帰り道、緑の陸橋のタイサンボクーおおきな白い花に、うっとりとしました。
 

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七夕に思う

夕べからの雨は、朝のうちに上がって、夏の日差しと温度が戻ってきました。
 
今日は、駅方面で1日集まりがありましたが、出かける前、
近年スルーしていた、駅前の七夕祭りのことが頭に浮かんできました。
 
結婚してこの地に住むようになり、初めてのの七夕のときに、ここの七夕は有名だから
と出かけ、そのスケールを実感したのが七夕祭りとの出会いです。
子どものころから親しんできた、笹の葉に可憐な飾りを結ぶイメージとは違い、
どちらかというと、運動会、文化祭の大道具のようなイメージで、各商店の熱いメッセージを
感じるお祭りという印象でした。
 
しかし、その後駅から少し離れて暮らすようになってからは、
この期間の雑踏に近づきたくない思いもあり、もう何年もご無沙汰していました。
 
今日から4日間の日程で行われますが、ふと、今年は始まる直前を見てみようと思いたって、
早めに家を出、駅を回ってこれから始まる七夕祭りの、序章を見て来ました。
 
9時頃でしたが、まだ吊るしあげる途中の飾りもあったり、
飾ったものの前で記念撮影しているスタッフの人たちの姿が見られました。
 
久しぶりの笹飾り、毎年の豪華な作品や、世相を反映させた飾りのほかに、
あたたかいメッセージを投げかける飾りなどもあり、メイン通りを、何枚かセレクトして撮影してきました。
 
商店街のお祭りが、近年は市民のお祭りになってきているということが、なるほどと実感させられる印象でした。
いい方向に向かってきている感じがして、地元民としては嬉しい気持ちです。
 
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