月別アーカイブ: 2006年11月

けやき通りのある町

出かける用事の多い毎日。
昨日は、電車に乗って片道3時間弱かかるところへ出かけました。
 
その駅を降りると、駅からまっすぐけやき並木が続いていて、目的の建物まで15分歩きましたがまだ続いていました。
 
          
 
         
   けやきは落葉樹のようで、片側1車線の道路の左右の道は、けやきの落ち葉が山のようです。
  また、道にはところどころ芸術的な彫像が飾られていて、けやき道美術館と言ってもいい感じです。
 
                                             
 
 
都会を通過して到着したこの町、
「私たちの町と同じくらいの田舎ね」と話しながら行くと、
にんじん畑が広がっていたりもしました。
 
まだ、半分以上葉っぱが付いているので、最後のひと葉になるまで、
まだまだ落ち葉の季節は続くことでしょう。
 
道行く者にとっては、これもなかなか風情のある秋を実感していました。
 
 

結婚式の花

今日からまた、日常が始まりました。
 
今週は、金曜まで毎日会の活動が入っていて、その後は12月、師走とさらに慌しい気持ちの日々が続きます。
と、主婦の私が言うのはおこがましいかもしれません、他の家族はもっと忙しい日常へと駆り出されて行きました。
 
休日は、日常から離れてゆっくりするときであり、違う刺激に心を癒すときであり、家族の絆を確かめるときでした。
 
長女は、今秋2度目の、友達の結婚式に招かれ、
先発の友人のためにスピーチ、余興となかなか大変そうでした。
 
持ち帰ったおすそわけのミニ花、淡いなんとも言えない彩です。
花瓶に入れると、すぐに元気を取り戻しました。
 
ブルースター、バラ、ガーベラ、こんな綺麗な取り合わせが出来るなんてと、
幸せのおすそわけが、いただけそうな花に暫し見とれています。
 
 

那須旅行

シルバーウイーク前半、ローカル線で那須塩原駅まで行き、夫と待ち合わせて、那須高原1泊の旅に出かけました。
 
天気予報では、寒波が襲来して雨が降るといっていましたので、防寒対策ををして傘を持って出かけました。
しかし、出がけは曇っていたもののすぐに光が差してきて、那須に近づくほどにきれいな青空が広がってきました。
やはり、私は晴れ女?特に夫と待ち合わせてどこかに行くときはこんなパターンで晴れることが多い気がします。
 
ほとんど期待していなかっただけに、青空と素敵な雲、栃木の山々の稜線の美しさに
思わず車中から何枚もシャッターをきりました。
 
晩秋の那須高原は麓の方は、紅葉がまだ残っていて、御用松のトンネル?などもきれいな紅葉が見られました。
一軒茶屋の交差点に、行くまでのところには、色んなスポットがありどこに立ち寄ろうか迷うところでしたが、
私たちのセレクトは、お菓子の城、ザ・チーズガーデン五峰館、道の駅友愛の森、那須御用邸入り口、南ヶ丘牧場に立ち寄り、その先にある宿泊施設へと向かいました。
 
南ヶ丘牧場に着いた時はもう薄暗くなりかけていたので短い滞在でしたが、
早い時間に来れば楽しめそうな場所だったように思います。
ここの端のほうに、アーチェリー場があって、時間が時間だけに人は誰もいませんでしたが、私は学生時代にアーチェリー部でしたがを引退して以来弓に触っていなかったこともあり、こんなチャンスはめったにないことと懐かしんで、何十年かぶりに弓を引きました。扇の的にあてるとソフトクリームプレゼントということで、一応ねらいましが、ともかく以前と同じように、射ることができたのは内心感激でした。体で覚えたことは、忘れないのだと思って・・・
 
宿泊施設は迷路の中の森の館という風でしたが、朝になるととても素晴らしい光景が広がっていました。
少し上の方でしたので紅葉は隙間だらけになっているものの、下を見下ろすとまだ紅葉の残る広大な原が広がっており、朝靄に姿を現した光景は、日本神話に出てくる高天原をイメージするほどでした。
 
ここでも何枚もシャッターを切りましたが、特殊撮影をほとんどを習得していないので、アイカメラのほかは残念な出来栄えです。深まり行く秋の那須高原、よい旅でした。
 
 
 
 
 

靴下の詰め放題

今日は、出かける日ではありませんが、今日やらなくてはならない用事や家仕事の予定がいっぱいあり、
朝から頭の中は無駄なく時を過ごすためのスケジュールが回っていました。
 
自分次第で、どうにでもなる1日は往々にして予定の半分もこなせないのが日常なので、
今日ばかりは横道にそれず、有意義な1日を過ごしたいと思っていました。
 
初めは順調に行ってましたが、駅周辺に出かける時間がお昼にずれ込んだあたりから危うい雰囲気になってきました。
そして、目的の銀行に行くのに百貨店の中を通過したことで今日も大きく予定が変わってしまったのです。
 
駅周辺は、はや、クリスマス商戦の準備に入っていて華やかさの予兆があり、
田舎の百貨店も派手なバーゲンをしていて、なかなか素通りは難しい状態でした。
 
靴下の詰め放題1000円のワゴンは、なかなかの人気で、つい私も引き寄せられてしまいました。
初老の男性が18足つめこんで、最高記録といわれていましたが、近くの若い女性は力任せに詰めて袋がさけてやり直していたり、概しておばさんは楽しそうに10足入ればいいわねなど言いながら詰めています。知らぬ間に私もその中の一員となって詰め始めました、最高記録の人に真似てくるくる巻いて隅から詰めて行くやりです。これって、衣類収納のときも収納力アップさせるやり方だったと思いながら・・・。かなり詰め込めた頃、隣で詰めていた人の袋があと少しのところで破れてその人は落胆してか帰ってしまいました。私も、ここで破れたらやり直しはできないなと思ったので、13足でやめてレジへと向かいました。
 
☆☆平たくすれば、靴下が2足分くらいの大きさの袋に、詰め方次第でこんなに入るところが面白く、ちょうど靴下も品薄だったので、今回の寄り道はよかったのではないかと思っています☆☆
 
そして、しかしもう日が暮れそうです。さあ今日の残りの予定どうしましょう?!
 

パワーポイント

少なくとも3年前までは、パワーポイントのことは知りませんでしたが、3年前から我が集まりでも取り入れられるようになり、プロジェクターで写すと、OHPより画面も見やすく、パソコンから直接映し出せるので定着してきました。
 
以前デジカメの講習会に行ったときも、パワーポイントの話が出て、そのときはパソコンでの紙芝居というような表現をしていました。確かに、写真や絵の画像で編集すれば、大きな紙芝居にもなります。
 
時を同じくして、大学生の娘もゼミのグループ発表はパワーポイントを使うということで、同じ話題を話せたりしました。
 
でも、このパワーポイント、ソフトを入れなければ編集が出来ないのです。
そこで、娘に協力してもらってこの春、学割で半額で購入しました。娘も使うかな?と、誘い込んだわけですが、
熱心なのは私の方なだけあって、私の集まりの方で役立てる機会があり、無駄な買い物に終わらなくてホッとしています。
 
編集は、意外に簡単。しかも、素敵なスライドショーが出来上がるので、個人的にも何か楽しく使えるのではとも思います。
 
いよいよ、明日は本番の日。プロジェクターほか、パソコン達、ごきげんななめにしないでね。
 
☆☆☆ 今日の嬉しかったこと ☆☆☆
CD-RWに1回コピーしたファイルに上書きするやり方が、ようやくわかりました。\(^0^)/

鳥をめぐる回想

今日、自転車を走らせていたら、民家の庭先からカラスが飛び出してきました。口には大きなピンク色のものをくわえて。少々ゾッとしながら何をくわえているのかすぐさま、よく見たら、ハムであることがわかりました。庭先からハム?
これで、思い浮かんだことは、この家の人が庭に餌台をこしらえて、野生の鳥たちのために時々餌を置いているのでは?ということです。
 
そこから、回想がはじまりました。
 
10年位前、京都に住んでいた頃のことです。知り合いのお宅では、やはり小鳥達のために巣箱や、餌台をこしらえてあって、色んな鳥たちが来ていましたが、その中にとても驚くハトがいました。
 
そのハトは、とにかくいつも来て、そこの奥さんが出かけると、出先まで付いてくるということでした。
ハトは方向感覚がいいから、なるほどたいしたもんだと思ったものですが、ある日その方が横浜に住む娘さんのところへ出かけたとき、新幹線の窓からそのハトが追いかけてくるのを見たということを聞いたときは流石にびっくりしてしまいました。その後、関東地方までは、来れなかったようですが、ほんとうにすごいものです。
 
そんなことを考えながらしばらく行くと、刈り入れた後の畑に差し掛かったとき、落穂を拾っているのか雀の大群の乱舞を見ました。季節は、冬の入り口。鳥たちも冬支度を始めているのでしょうか?
 
まだ、陽だまりに鮮やかに夏の花を咲かせ続けている花々もある11月半ばです。
 
 

テーマソング

秋は、文化的な催しがあちこちで盛んです。
マンネリ化した心には、なかなか感動するものには出会えにくいですが、
秋という季節と、忙しさの隙間をぬって、忘れかけているものが心を捉えてくれることもあります。
 
 
♪♪~やさしい心と勇気があれば、雪の国からカイちゃんを連れ戻すことができるのです~♪♪
 
最近、頭を巡っているフレーズです。これは、幼児向けのミュージカル劇、「雪の女王」のテーマの部分です。
アンデルセン童話の描く世界は、いつも美しい描写の中に、とても大きなテーマが隠されていて、
その世界で随分育てられましたが、それらは仕舞い込まれていて久しく開けていませんでした。
 
今の世相、今だからなのか昔もそうだったのか?
私は、今も昔も、文化的なものが進歩しても、人の心は変わっていないと思います。
 
幼児期は、色々なことを吸収するときですが、その時期に何を最優先させるのか?
私が学生時代に学んだことは、人を思いやる愛の心を、その白いキャンパスに描くようにということでしたが、
自分の子育ては?・・・と回想に耽りながら先のテーマソング。
 
子どもが成長した今も、子どもの世界が、身近に感じられる環境にいられることが、幸せなことかもしれません。
 
 
  ☆ ☆ ☆ 「雪の女王」あらすじ ☆ ☆ ☆
 
 カイ(男の子)とゲルダ(女の子)は、隣同士に住む仲良し。そんな時、雪の女王の悪い魔法の鏡が割れてそれが世界中に散らばった。ある日その粉が目に入ったカイは、雪の女王の館に連れて行かれてしまい、ゲルダのことも忘れて解けないパズルをしている。ゲルダは氷のお城へ向かい、女王の魔法を解いてカイを救うお話。
 

時の移り変わり

11月にしては、暖かい秋晴れの続く1週間でしたが、今日は朝から雷が鳴り生憎のお天気です。
 
朝、NHKの1週間のニュースで、北海道の竜巻のものすごかったことを知らされました。
7日にはこちらでも強風が吹いていましたが、繰り返しの季節の移り変わりの中にも、例年には無い現象がおこったり、細かな変化のあることを思います。
 
秋をゆっくり楽しむ時間は今年も望めなさそうですが、私の周りの身近なところにも心を和ませる秋には出会えます。
 
富士山の雪、少し増えてきました。赤い実の木、2種類みつけました。1つは、多分ピラカンサ
いろんな色のサザンカが、咲いているのも、和風のバラのようで可愛らしく心惹かれました。
 
                ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
 
ウイークデー最後の夜、年1回の高校の同期の同窓会に出かけました。首都圏だからか、地元でも無いのにいつも30人くらい集まります。年月を一足飛びする楽しさと、今の各人の様々な生活を垣間見る話に出会えることが魅力です。
 
私の今は、専業主婦であり、半ボランティア的な活動に週4日は費やしていることを話すと、全く理解されない風だったのが、少々残念でした。物は考えようで、充実した時間、情報、知恵が、お月謝無しで手に入れられると説明しましたが・・・
 
 
昔を知ってる人、知らない人、それぞれに年輪を重ね、広い世界に散らばっていることを思いつつも、共通の接点の中でまた楽しめることの面白さを感じました。
 
 

庭の木の剪定

連休最後の日曜日もよい天気で、なかなかの行楽日和でしたが、夫と水入らずで、庭木の剪定をしました。
 
我が家の木の剪定と言えば、予想外に成長し続ける月桂樹のことが主で、年に3回くらい切っていますが、チョッと油断した隙に背が高くなりすぎて手がつけられなくなってしまいました。そこで、思い切って高枝バサミをカタログ注文したのが、1ヶ月前のこと。これを使って、2週間ほど前に、裏庭の月桂樹を右半分ばっさりと剪定しました。
 
今日切ったのは、前の庭とは言えないスペースに生えている木で、これもいつのまにか、2階に届くようになり、繁って電柱のケーブルを邪魔するくらいになってしまっていました。そこで、これも高枝バサミにのこぎり歯をつけて、上の方をばっさり2本切りました。
月桂樹のときもそうですが、大枝を切るのは、ものの5分くらいですが、それから解体してゴミに出せるようにするのが、ちょっと時間がかかります。
しかしチョキチョキとする作業は、子どもの頃の遊びのようでもあり、なんだか楽しい作業だとも思って今日も終えました。(ゴミ袋3個分)
 
この木のことですが、貸家にしていた4年間の間に植えられたものなのか正体不明です。枝がどんどん分かれて行く常緑の木で、この春やはり木の花っぽい花がさいていました。一体何の木でしょう?それが、いつも気になっています。
そして、よくみるとその隣に、もう1本違う種類の木も発見しました。こちらは、まだ小さいですが、まるい実ができていました。

家計の講演会

11月になり、年賀ハガキなども発売されはじめ、年末が近づいたことを思わされます。
 先日家計についての講演会に出かけました。
 
話し手は、暉峻淑子(てるおかいつこ)さん。「豊かさとは何か」などの著書のある方です。
難民キャンプの子ども達への支援を積極的になさっている方で、色々と考えさせられる内容でした。
 
家計という概念は、共同体で暮らしているときには無く、個人の生活が発生してできたもの。戦後は、大半が雇われて働くようになり、決まったものが入ってくる中からどう暮らすかという思考から始まったということです。個人で暮らすようになると、自由があり、家計をやりくりして暮らすことが自立の本当の意味といわれたことは興味深いことでした。
今、自由を尊重しすぎて世の中失敗しているという見方もありますが、暉峻さんは、自由は決して悪者ではないと熱く語られました。
お金と時間は人生の大事な要素、好きなことへのエネルギー、これが家計簿を付けるエネルギー、たくさんの現実をどう解決するかのために家計簿があると言われ、それとともに、「私の家計だけがうまくいきましただけではいけない、社会を変えていくことにつながらないと」とも言われて、自由の中から、便利と安楽を選ぶのでなく、自然環境を破壊しないこと、人の助けとなることなどを視野において、自分の人生を花開かせようという、とてもとても示唆に富んだお話でした。
 
私は、家計簿は結婚以来つけていますが、その中身は色々です。初めは大学ノートに付けていたのが、予算を立てる家計簿に変わり、数年前には、パソコンの家計簿も試みて見ましたが、今はまた2冊の家計簿に戻っています。
何にせよ、つけないよりはましだけど、活用されていなければつける苦労も意味が無いと思いつつやってきましたが、
マンネリに陥る家計簿にちょっと光が射したような気持ちにさせられました。