日別アーカイブ: 2006年11月17日

鳥をめぐる回想

今日、自転車を走らせていたら、民家の庭先からカラスが飛び出してきました。口には大きなピンク色のものをくわえて。少々ゾッとしながら何をくわえているのかすぐさま、よく見たら、ハムであることがわかりました。庭先からハム?
これで、思い浮かんだことは、この家の人が庭に餌台をこしらえて、野生の鳥たちのために時々餌を置いているのでは?ということです。
 
そこから、回想がはじまりました。
 
10年位前、京都に住んでいた頃のことです。知り合いのお宅では、やはり小鳥達のために巣箱や、餌台をこしらえてあって、色んな鳥たちが来ていましたが、その中にとても驚くハトがいました。
 
そのハトは、とにかくいつも来て、そこの奥さんが出かけると、出先まで付いてくるということでした。
ハトは方向感覚がいいから、なるほどたいしたもんだと思ったものですが、ある日その方が横浜に住む娘さんのところへ出かけたとき、新幹線の窓からそのハトが追いかけてくるのを見たということを聞いたときは流石にびっくりしてしまいました。その後、関東地方までは、来れなかったようですが、ほんとうにすごいものです。
 
そんなことを考えながらしばらく行くと、刈り入れた後の畑に差し掛かったとき、落穂を拾っているのか雀の大群の乱舞を見ました。季節は、冬の入り口。鳥たちも冬支度を始めているのでしょうか?
 
まだ、陽だまりに鮮やかに夏の花を咲かせ続けている花々もある11月半ばです。