秋は、文化的な催しがあちこちで盛んです。
マンネリ化した心には、なかなか感動するものには出会えにくいですが、
秋という季節と、忙しさの隙間をぬって、忘れかけているものが心を捉えてくれることもあります。
♪♪~やさしい心と勇気があれば、雪の国からカイちゃんを連れ戻すことができるのです~♪♪
最近、頭を巡っているフレーズです。これは、幼児向けのミュージカル劇、「雪の女王」のテーマの部分です。
アンデルセン童話の描く世界は、いつも美しい描写の中に、とても大きなテーマが隠されていて、
その世界で随分育てられましたが、それらは仕舞い込まれていて久しく開けていませんでした。
今の世相、今だからなのか昔もそうだったのか?
私は、今も昔も、文化的なものが進歩しても、人の心は変わっていないと思います。
幼児期は、色々なことを吸収するときですが、その時期に何を最優先させるのか?
私が学生時代に学んだことは、人を思いやる愛の心を、その白いキャンパスに描くようにということでしたが、
自分の子育ては?・・・と回想に耽りながら先のテーマソング。
子どもが成長した今も、子どもの世界が、身近に感じられる環境にいられることが、幸せなことかもしれません。
☆ ☆ ☆ 「雪の女王」あらすじ ☆ ☆ ☆
カイ(男の子)とゲルダ(女の子)は、隣同士に住む仲良し。そんな時、雪の女王の悪い魔法の鏡が割れてそれが世界中に散らばった。ある日その粉が目に入ったカイは、雪の女王の館に連れて行かれてしまい、ゲルダのことも忘れて解けないパズルをしている。ゲルダは氷のお城へ向かい、女王の魔法を解いてカイを救うお話。