6月になりましたが、今日は先月末からの寒気に、また包まれてしまいました。
昨日は、朝から眩しい光が射して、ようやく初夏が戻ってきたと嬉しかったのに・・・。
5月の最終週は、いろんなことがあり落ち着かない日々でした。
そこに、訃報が3件も。1つはご近所で、後2件はそれぞれ大学、高校の同期の連絡網からです。
このうち大学の同期の方は、卒業後何十年ぶりかで会ったことのある方だったので、
全く信じられない気持ちでしたが、関西と遠く離れているので、式出席はかないませんでした。
ご近所の方は、あまり交際がなかったけれど近場なので出席し、この方はいいお年の方だけれど、
お元気だったので、驚きの中にいるときに、友人の訃報。大学の同期は学科30人弱の人数ということもあり、
昨年開かれた同窓会で編成されたメール、ファックス連絡網であっという間に全員に伝えられ、参列した人から
その日のうちに様子が伝えられました。
私の場合は、ご近所の方で出席したばかりのともだぶり、数日間ベートーベン作曲の「送葬行進曲」が
頭の中を巡り壮大な厳かな気分でした。
悲しいというよりは、普段は考えていない人の死というものへの言いようのない思い。
留まることなく変化する流れの中で、決して後戻りしない時間。
人はどのように生きるべきなのかはようやくわかりかけてきたけれど、
なかなかそのようにはできない自分も見えてきて、焦りつつ諦めつつ・・・。
3人目の訃報は、同期というだけでよく知らない人でしたが、よくわからないながら、3人とも同じ病気だった感じがするのが偶然にしても驚きでした。
寒かった日を通り抜けて、昨日の日差しに誘われて、近場の川岸のお花畑へ、ポピーの摘み取りに行ってきました。
指定された摘み取りの日で、このあとは多分コスモス畑になると思います。
悪天が続いたせいか、なぎ倒されたようなポピーもたくさんありましたが、
光の中で頭をあげて咲いていました。
初め、蕾が緑とは知らず、咲いた花ばかり摘んでいましたが、蕾を集めている人を見かけ、
私もたくさん集めました。
家に持ち帰り、3つのガラス瓶に入れ分けましたが、枯れないか、蕾は咲くのか心配でした。
しかし、翌日の今朝、見ると新たに花が1つ咲き、もう1つも赤い花びらを見せ始めました。
ポピーという花、実物はあまり見たことがありませんでしたが、
今回の摘み取りでいろいろ知ることができました。